生活防衛資金

生活防衛資金とは?いくら必要?お金の余裕は心の余裕。

こんにちは!次男です

今回は、生活防衛資金についてまとめました

私が資産運用というものを始めた時に、一番最初に実行したことでもあり

まずはここから。といえるようなことでもあります。

個人的にも生活防衛資金の重要性偉大さには度肝を抜かれました。

この記事でわかること

  • 生活防衛資金はどういったものか
  • なぜ必要なのか
  • 生活防衛資金があることのメリット
  • いくら用意するべきなのか
  • 私次男が、生活防衛資金を貯めるために行ったこと

生活防衛資金とは?いくら必要?お金の余裕は心の余裕

生活防衛資金とは、怪我や病気、失業などにより収入が途絶えた時などに

万が一の時に使える資金のこと。

なぜ生活防衛資金は必要なのか

もしもの怪我病気リストラ失業による収入減の時に

必要な生活費を、この生活防衛資金から捻出する為です。

人生、何が起こるかわからない。万が一の時に使えるお金です。

資産運用や投資を始めようとする人からしたら、まず一番最初に準備する資金とも言えます。(詳細は後述)

貯金との違い

生活防衛資金貯金は別にした方が良いと言われてます。

その理由は、そのお金の使い道(目的)が違うからです。

貯金は、今後に起きるライフイベントに備える貯金です。

ライフイベントには、結婚や出産、子供の教育費や老後生活費などです。

一方の生活防衛資金は、万が一の時に使う緊急用のお金です。

万が一というと、病気やケガ、入院などで収入が減少したり、失業するなど。

または、想定外の出費が必要になったりなどです。

貯金があればいいじゃん。と思いがちですが、

万が一のことが起きる度に出る出費、ライフイベントの度に出る出費を

毎回貯金から捻出してしまうと、その度に貯金額が変動し続けてしまいます。

このように出費が続くと、思うように貯金が貯まらなかったり、

貯まらないことに対するストレスを感じるなど。

それこそ本当に必要な時に、足らない!なんてこともあるので

原則、貯金とは別にしましょう。

生活防衛資金があることによるメリット

万が一の時の出費に対応ができる

不測の怪我や入院時、収入が減るのに対して柔軟に対応ができる。

実際に、私、次男が通う美容室の担当のお兄さんなんですが、

現在も治療中なのですが、

趣味の活動で足を骨折してしまい最初の1か月間はほぼ入院

退院後は松葉杖をつきながら散髪をしてもらってました。

その後も経過観察をしながらの美容師の仕事を続けていましたが

なかなか完治には至らず、なんと傷口を再手術することに

なってしまったみたいです。

そのため、また二週間ほど入院をしないといけないみたいです…

想像しただけでも大変な事態ですよね。

未然に怪我を防ぐことも大事ですが、不測の事態の備えが大いに大事だと思いました

精神安定剤の役割となる

もしもの時の貯えがあるので、入院などで収入が減ってしまっても

数か月は生活に支障が出ないとわかっていることが、安心に繋がるのです。

生活防衛資金がある=今後の余剰金はライフイベント用の貯金、

独立に向けての費用や資産運用への投資など

明確な目的を持ってお金の使い道が見えてきます。

もちろん、趣味にも年間いくらくらいまで使えるなど

お小遣いにおいても、金額のおおよそが掴めてきます。

もし、あなたの大切な人が困っている時があったら、

あなたの時間を割いてお手伝いや金銭的な助けもできます。

また、今の仕事が嫌なら、やめても結構です(次のトピックに記載)

転職したい時にも大活躍

仕事に対する不満やストレスなどで転職や離職をしたいと考えている方で

毎月の収入を当てに生活をしている状態の方は要注意です。

転職を成功させるには、時間に余裕を持った転職活動をした方がいいです。

次の収入を当てにして、余裕がなく焦りを感じたまま転職してしまうと

また自分に合わない職場に行きついてしまう。

そんな可能性は、大いにあります。

時間とお金に余裕を持って転職活動を行えば

より良い環境に出会える可能性は高まります。

というより、出会えます。

貯金ができる体質になる

貯金ができる体質というのは、毎月かかる保険など、固定費の見直しが

できていて、支出をコントロールできていることを言います。

例として、

無駄な保険があるかを見直していくことは簡単ではありません。

しかし、この生活防衛資金があることにより

不測の事態やケガ、入院時の費用を賄うことができます。

不測の事態には、この生活防衛資金があるっていうことが

不安を解消し、毎月支払い続けていた保険金代を貯蓄に回せるのです。

また、無駄な買い物がなくなります。

どういうことかと言うと、お金があるので

欲しいなと思ったものがあったとします。

そこであなたは、「買う」という選択

もしくは、「買えるけど買わない」という選択

の2つの選択肢を選べるようになります。

もし、「買いたくても買えない」と思うとしたら

私もそうですが、悔しい気持ちになると思います。

これって、自分に買えないというストレスを与えてる状態なのです。

「買えるけど買わない」という行動ができることは

余裕をもって、モノ一つ一つの価格ではなく

価値を見れるようになったということなのです。

生活防衛資金はいくら必要?

生活防衛資金はその人の環境によって違います

大切なことは、収入で考えるのではなく生活費で考えることです

収入が400万円だとして、月の生活費が20万円だとしたら

年間で生活防衛資金は240万円必要となります。

例として、3パターンの生活防衛資金の目安をご紹介しますね

会社員...生活費の半年分

一般的な会社員の場合は、安定した収入がありますし

急な怪我や入院に際しては、公的保険によって最低限の収入を確保できますね。

失業保険傷病手当金のことです。

自営業者...生活費の1~2年分

自営業者は会社員と比べて、収入が不安定です。

公的保険の保障も薄く、失業保険や傷病手当金はありません

そのため、会社員よりも多めに用意しておくと安心ですね。

就業不能保険に加入しようか検討されてる方もいらっしゃると思いますが

生活防衛資金がある場合は、入らないという選択肢もあります。

就業不能保険については別記事にてまとめたい思います。→【おすすめアリ】個人事業主・フリーランスの就業不能保険について

子育て世帯...会社員は1年分。自営業者は2~3年分

また、子供への教育資金別途貯金をおすすめ致します。

教育資金として、学資保険を検討している方

保険は保険」・「貯蓄は貯蓄」・「投資は投資」と、別に考えてみてください。

学資保険の場合ですと、上記3つがすべて混ざってしまっているため

余計なコスト(保険会社への手数料)が上乗せされています。

貯蓄がしたいなら、元本割れ不払いへのリスクを

回避するために、一般的な預金がベストです。

現金を自宅保管することもリスクを伴うのでNG(盗難や火災

投資をしてお金を増やしたいなら、保険会社を介さず、証券口座を使って

ご自分で運用するべきです。

結論、保険は最低限の掛け捨て保険で良いと言えるのではないでしょうか。

積み立てNISAやiDeCoじゃダメ?

「積み立てNISAやiDeCoをやってるから、生活防衛資金は必要ないのでは?」

結論から言うと、ダメです。生活防衛資金は必要です。

冒頭にも投資について触れましたが、生活防衛資金は必須です。

理由はシンプルです。

NISAもiDeCoも要は投資商品、価値は常に上下しています。

もし暴落したとしたら、自分自身のメンタルは平常を保てますか?

その他の株や債券、暗号資産も同様に言えます。

投資は投資。」「貯蓄は貯蓄。」

ここで言うなら、「防衛は防衛」です。

固く強い防衛を築いて、あなたの生活の豊かさ、心の豊かさを守っていきましょう。

ローンがある場合は?

ここで疑問がでてくると思います。ローンがある場合です。

結論から言うと、金利によります

また、それぞれ皆さんの収入や環境にもよりますが

低金利の奨学金住宅ローンの場合は、返済と貯金を

並行していくことは構いません。

低金利だから良いとは言い切れませんが。借金は借金なので。

マイカーローンやカードローンなどの、支払利息が高いものは

先になるべく早く返済(繰り上げ返済)をしましょう。

リボ払いやカードローンの場合ですと、

10~15%の高金利の支払い利息がかかります。

手数料がとても高くつくと理解しておきましょう。

生活防衛資金を貯めるためにすること

固定費を見直し、毎月の支出をコントロールしましょう。

固定費というと、通信費、光熱費、保険、家、車、税金です。

私次男には、プロテインという固定費もございます。

私が実際に固定費で見直したところを記載します。

次男の固定費

通信費・・・自宅Wi-Fiは各社で比較し、毎月2500円程(カード払い)

光熱費・・・ガスは賃貸のため選べず、プロパンガスをカード払いしています

電気は、楽天でんき。毎月2000ポイントを電気代の支払いに充てているので固定費削減です

水道代だけ、現金払いです…はい、そろそろカード払いへ登録します…

保険・・・今現在は独身、一人暮らしの為、特に保険に加入はしておりません。火災保険のみ。

・・・賃貸住み、会社がいくらか負担してくれているので助かってます。

・・・昨年に新車を購入しましたが、、全く乗らず、

ばからしくなったので1年経たずに売却しました。

税金・・・ふるさと納税をしています

プロテイン・・・貯筋のため。(最近は値上がりしたので大きい支出です…)

とにかく支出を減らして、貯蓄に回す!そこを意識しています。

毎月の支出を何に使ってるかがわかると、来月はここを気を付けよう

となるので、家計簿をつけていくことをおすすめします。

私の場合は、ほとんどの支払いをカードや

バーコード決済などのキャッシュレスで行います。

そのすべての決済のほとんどを楽天カードと紐づけています。

その為、楽天カードアプリにある家計簿機能を使って管理しています。

現金は飲み会など、皆でお金を出し合う時や結婚式のお祝い金くらいです。

次男が行った節約方法を下記記事にてまとめました!

浪費家、次男の貯金額が毎月安定して15万円になった話。【ブログ】

まとめ

私は、今から3年前まで貯金はほぼゼロでした。

そんな時に、「生活防衛資金」というパワーワードを聞いたとき

衝撃を受けました。

次男
次男
なんかかっこいい😍

正直なところ、先の不測の事態のための貯金なんて必要ないと思ってました。

そもそも、貯金事態もなぜ貯めるのか

いくら貯めるべきなのか、わかっていませんでした。

ある時に、積み立てNISAを始めようと思い立った私は

NISAについて調べはじめました。

その時にこの言葉を知り、考え方が変わっていったのです。

生活防衛資金があることは、豊かな人生への第一歩です。

まだまだこれからですが、この記事を読んでくれている方々と

一緒に、コツコツと頑張っていきたいです!

今回はこのへんで。

最後までご拝読ありがとうございます。

少しでも参考になるよう次回もがんばります!

次男。

参考著書のご紹介

この記事を作成するにあたって参考とさせていただきました著書のご紹介です。

本以外にも、YouTubeやブログにも参考になることがたくさんございます。

ぜひチェックしてみてください。

 

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次男

家族経営の会社にて9年勤続中。毎日奮闘中。経営幹部から言えること。あなたの職場環境は適正か。私は仕事上でも経済的にも独立を目指いしています。趣味:運動

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