転職

退職手続きの方法とは。深掘りしていきます。【転職】

こんにちは、次男です。

転職活動のゴールへあと一歩のところ、それが退職手続きです。

今までいた会社への気持ちは、100人いたら100通りあることでしょう。

たまに映画のエンディングで「え?これで終わり?」って終わり方ありますよね。

その後、2日間くらい調子狂うやつ。。。

今の会社を退職することは、限りなく人生において新たな挑戦であり、ひとつの終着点だと思います。

とは言ったものの

基本的にはキャリアアップを目的とした転職の方が多いと思うので、「心機一転頑張るぞ」って気持ちで次の仕事にも取り組めるでしょう。

おい次男、何の話をしてるんだって感じですよね。

私もそう思います。

では、この記事のコンセプトはこちらです。

終わりよければ、全て良し」です。

今後の人生、仕事において今まで関わりを持った方々と、いつまた仕事を一緒にする日が来るかもわかりません。

そんなことも念頭に入れつつ、最後の最後はしっかりと良い印象を皆んなに伝えるようにしましょう。

では本記事の内容に移っていきます!

退職手続きの方法とは?深掘りしていきます

退職手続についての結論から言うと、下記の順に進めていきましょう。

人それぞれの環境がありますので、順序の違いや追加でやらなくてはいけないことはあると思いますが、大概のことをまとめてみました

  1. 退職の決意を上司へ表示する
  2. 退職日の調整
  3. 退職届の提出
  4. 引き継ぎ
  5. 取引先への挨拶回り
  6. 社内への挨拶
  7. 貸与品の返却、退職書類の受理

下記ではそれぞれを深掘りしていきます

退職の決意を上司へ表示する

転職の意向を直属の上司に伝えます。

これは、直接会話で伝えるようにしましょう。

この最初の意思表示は一般的に、2〜3ヶ月ほど前に伝えましょう。

民法上は、2週間前までに退職の意思表示をすれば良いとされています。

しかしまずは、勤める企業の就業規則に意思表示等の定めがある場合はそちらに従いましょう。

従うことによって、時間に余裕の持った業務の引き継ぎ、後述する取引先などへの挨拶回りが可能となるでしょう。

円満退社にも繋がりますので、なるべく時間に余裕を持って行動していきましょう。

退職日の調整

上司と協力して退職日を決定します。

通常、適切な引き継ぎ期間を確保するために数週間から数ヶ月先に設定しましょう。

その引き継ぎについては退職日の3日前に完了するように設定し、逆算してスケジュール調整調整することをおすすめします。

有休休暇の消化期間も念頭に入れておきましょう。

円満退社に向けて、周りへの配慮を忘れずに調整していきましょう。

退職届の提出

企業の所定の手続きに従って退職届を提出します。

そもそも、仕事を辞める時に提出する書類には3種類あります。

企業によっては、これらの書類を提出する必要がない場合もありますので、上司に確認しておきましょう。

下記3種類がある

  1. 退職願
  2. 退職届
  3. 辞表

退職願

退職願とは退職(労働契約の解除)を会社に願い出る書類です。

退職を申し出る際に、口頭で伝えることもできますが、明文化して提出することで、退職の意思の強さを示したり、申し出の証しにした りすることができます。

退職届

退職届とは、退職が認められた後に会社に対して退職の意思表示を行う書類です。

退職届には退職日を明記するため、受理された後は撤回できません。

辞表

辞表とは、経営層が役職を辞める時や、公務員が職を辞める時に届け出る書類です。

社長や取締役など役員が役を離れる時に提出します。公務員が組織を辞める時に提出する辞表は、「退職届」に相当します。

この記事の順で進んできたとすれば、既に会社からの退職が認められていることになるので、退職届を提出しましょう。

会社役員の方や公務員の方は辞表を提出しましょう。

引き継ぎ

退職による空白を埋めるために、業務の引き継ぎを行います。

これには業務内容やプロジェクトの状況を引き継ぐことが含まれています。

引き継ぎにおいて、大事なポイントは誰でもわかるように資料作りをすることです。

その理由は、後任の担当が決まっていないことがあるので、誰がみても滞りなく業務を引き継げるような資料作りをしましょう。

この資料作りの作成期限は上記にも書いたように、退職日の3日前までに完了させましょう。

もし、引き継ぎがしっかりとできていなかった場合、次の新しい職場に居ながらも前職場からの問い合わせに対応しないといけない状況になります。

それは新しい職場で迷惑をかけてしまう可能性もありますし、同僚や上司からしっかり引き継ぎができない人なのかと判断されてしまいます。

とにかく引き継ぎ資料は具体的に細かく作成しましょう。

取引先への挨拶回り

取引先への挨拶回りは、今までお世話になった方々へ感謝の気持ちを持って行うと良いでしょう。

後任の方と同行して担当者変更の旨を伝えます。

後任を紹介する際は、「私よりも誠実で頼りになります」などと後任者をたてましょう。

そうすれば取引先のお客様も安心し、後任の方もスムーズに仕事を進めれることになります。

取引先に退職の旨を伝える際は、会社の意向を確認します。

企業によっては、部署異動という形で言うようにしてほしい、外部には退職する旨を伝えない場合もあります。

退職理由について聞かれる場合は、具体的には回答せずに「家庭の事情」などにして伝えた方が好ましいです。

社内への挨拶

退職の意向を社内の同僚や上司に伝えるために、会社内での挨拶を行います。

これによって、円滑なコミュニケーションを確保し、後任者への引き継ぎを支援します。

社内への挨拶をするタイミングですが、2つのパターンに分けられます。

1つ目は、退職することを発表し、公になった時です。

退職することを発表した時に伝える相手は、同部署内や業務に直接関わりのある方々です。

このような方々へは、なるべく直接会って挨拶を行いましょう。

退職、引き継ぎの手続きで迷惑をかける旨の謝罪を行うようにしましょう。

2つ目は、退職日当日です。

挨拶の方法などは、各企業の文化もありますので、上司に確認することが賢明です。

社員数の少ない、規模の小さい会社でしたら、直接全員に挨拶をしましょう。

社員数の多い、規模の大きい会社でしたら、同じ部署内や業務に関わりを持った方々へは直接会って挨拶をしましょう。

それ以外の社内への方へは、メールでの挨拶が良いでしょう。

貸与品の返却、退職書類の受理

企業から貸与された機器や資料などを返却し、退職に関連する書類や手続を完了します。

主に返却が必要となるのがこちら

貸与品一覧(例)

  • 健康保険証
  • 名刺
  • 社員証、社章
  • 通勤定期券
  • パソコン、タブレット、スマホ、携帯など
  • 制服、作業着
  • 社員手帳やマニュアルなど
  • 業務上のデータなど

返却のタイミングは、退職日当日に返却しましょう。

当日に用意が間に合わなかった場合などは、会社に確認し郵送するなどの対応をとりましょう。

その時に発生する送料などはご自身の負担になるでしょう。(なるべく退職日当日までに用意しましょう)

そして受け取る退職書類がこちら

退職後の必要書類

  • 離職票
  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票

それぞれの用途

離職票

雇用保険の失業給付を申請する際に必要です

これは発行までに時間がかかるので退職後に郵送で送られてきます。

また、既に転職先が決まっている場合は必要ありません。

雇用保険被保険者証

「会社で保管している」or「自身で保管している」のどちらかなので確認しておきましょう。

この書類は、雇用保険の被保険者であることを証明するものになります。

また、転職先へ提出が必要になります。

転職先が決まっていない場合は、雇用保険の失業給付の際に使用します。

一般的に入社時に発行されていますので、もし紛失してしまった場合はハローワークで再発行しておきましょう。

再発行には、被保険者番号が必要になりますので会社に確認が必要です。

年金手帳

「会社で保管している」or「自身で保管している」のどちらかなので確認しておきましょう。

この書類は、厚生年金の加入者であることを証明するものになります。

また、転職先への提出が必要になります。

転職先が決まっていない場合は、ご自身で国民年金に加入する必要があります。

紛失してしまった場合は、社会保険事務所で再発行が可能です。

源泉徴収票

この書類は、所得税の年末調整に必要です。

また、転職先への提出が必要になります。

転職先での仕事が来年に入ってからスタートする方は、年末にご自身で行う確定申告時に使用します。

まとめ

これらの手続きは、転職時に一般的に行われることですが、企業や個々の状況によって異なる場合があります。

したがって、ご自身が所属する企業や組織の規定に従って手続きを進めていきましょう。

新しい仕事に就いたとしても、以前に得た経験や人脈が活きてくる可能性も多いにあります。

その為にも、悪いイメージを残さないように円満退社を目指してあと少し頑張っていきましょう!

  1. 退職の決意を上司へ表示する
  2. 退職日の調整
  3. 退職届の提出
  4. 引き継ぎ
  5. 取引先への挨拶回り
  6. 社内への挨拶
  7. 貸与品の返却、退職書類の受理

今回はこの辺で。

また違ったトピックについての記事を書かないとな、と気づけた記事になりました!

ここまでご拝読ありがとうございました。次男

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次男

家族経営の会社にて9年勤続中。毎日奮闘中。経営幹部から言えること。あなたの職場環境は適正か。私は仕事上でも経済的にも独立を目指いしています。趣味:運動

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